【4/22(土)EARTH DAY ロビーイベント】少年少女合唱団によるコーラスと花の種配布
[投稿日] 2023年4月12日
平素よりハイアットリージェンシー那覇 沖縄をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
4月22日(土)のEarth Day、当館1階ロビーにて、11:30からと14:30からの2回、那覇少年少女合唱団と南風原少年少女合唱団によるコーラスイベントを行います。
海や山、沖縄の自然を身近に感じ育ってきた子どもたちがアースデイにちなみ、自然の美しさや偉大さ、そして大切さを教えてくれる曲を選び歌います。
たとえば、1971年に日本レコード大賞童謡賞を受賞したわらべ歌『じんじん』。「じんじん」とは、沖縄の言葉で「蛍」のこと。
当館向かいの「やちむん」で知られる壺屋地域は昔から清らかな水源に恵まれており、そこには蛍がたくさんいました。
『月ぬ美しゃ(月の美しさ)』や『あかなー(夕焼け)』で歌われる月や夕焼けの情景の素晴らしさは、空気が澄み渡り、空が美しいからこそのものです。
沖縄には、自然についての歌、そしてたくましく生きる人々の暮らしを歌うわらべ歌が数多くあります。
子どもたちの歌を通して、大自然、地球の恩恵に感謝し、その保全のためにできることを考えるアースデイになりますように。
なお、ロビーでは緑化の一環になることを願い、花の種の配布も行います。
また、子どもたちが歌うロビーのガラスには、首里にある「手漉琉球紙工房 蕉紙菴」の主で紙漉職人の安慶名清氏が漉いた芭蕉紙、楮紙、三椏紙を使った伝統凧「風弾(ふーたん)」を設置します(風弾の制作者は石垣島の寄川和彦氏)。風弾は蝶のカタチをしており、環境の変化に敏感な蝶は「環境指標生物」ともいわれ、Earth Dayにぴったりのシンボルです。この日だけのロビー装飾も併せてお愉しみください。
【那覇少年少女合唱団よりメッセージ】
地球温暖化と気候変動の影響で異常気象が続き、不安を抱えながらも
できることを行って日々たくましく生きるわたしたち。
そこにはいつも歌があります。
人は、祈るとき、願うとき、疲れたとき、悩んでいるとき
空を眺め、空に憧れ、空を見つめます。
沖縄の古の人たちは、ニライカナイ~海の向こう~に幸せがあると
水平線の彼方に祈りを捧げたといいます。
わらべ歌をはじめとする沖縄の歌を歌うと
穏やかな、ゆっくりとした瞬間(とき)が流れ
緑豊かな風景が浮かんできます。
今日はアースデイ。
民族・国籍・信条・政党・宗派を超え
誰もが自由にその人の方法で
地球環境について考え、感謝し、行動する日です。
私たち那覇少年少女合唱団は
南風原少年少女合唱団の仲間とともに
自然についての沖縄のわらべ歌や地球をテーマにした合唱曲を通し
宇宙の中で地球が永遠に美しく輝き続けることを願い、祈り、歌います。
【那覇少年少女合唱団について】
1970年結成。沖縄国際海洋博覧会(1975年)、吉永小百合・坂本龍一チャリティーコンサートin沖縄「平和のために~海とぅ詩とぅ音楽とぅ」(2020年)や沖縄本土復帰50年NHK交響楽団演奏会沖縄公演(2022年)、金井喜久子物語(2022年)などの大舞台をはじめ、慰霊の日の奉唱といった恒例の合唱活動を通し、沖縄のわらべ歌・童謡・季節の歌・平和の歌・世界の歌・合唱曲など幅広く愛唱する。
【Earth Dayコーラスイベントについて】
日 時:4月22日(土)11:30~/14:30~ ※それぞれ30分強
場 所:ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄 1階ロビー
曲 目:『翼をください』、『ヒヤミカチ節』、『花ぬ風車』、『じんじん』、『てぃんさぐぬ花』
『月ぬ美しゃ』、『アカナー』、『地球星歌~笑顔のために~』、『ひろい世界へ』
『地球の詩』、『瑠璃色の地球』、『君をのせて』、『それは地球』、『大地讃頌』
出 演:那覇少年少女合唱団
南風原少年少女合唱団